スーパーマン映画、多数の登場人物にファン疑問の声

鋼鉄のヒーローが力強く帰って来た――ほとんど。ジェームズ・ガンの最新作『スーパーマン』の最新予告編が、7月の公開を前に初公開され、アクション満載の一端を披露した。デイビッド・コレンシェットが演じるヒーローの説得力ある解釈と、スーパーマンの忠実な犬クリプトの見事な戦闘スキルの間には、ファンを興奮させる要素がたくさんある。しかし、最大の話題は、導入された膨大な数のキャラクターとプロットの糸――そして、それらをいかにして映画が滑らかに織り交ぜるか――にあるようだ。

「予告編は高い期待を持って始まる」と、あるRedditユーザーがr/Supermanの投稿でデビュー直後にコメントした。「しかし、その後は事実上すべてのショットで新しい顔が登場し、映画が明確で首尾一貫したストーリーを維持できるかどうか心配になった」。別のユーザーが付け加えた。「絶対に楽しめると思う――彼は本当にスーパーマンとクラーク・ケントの両方を体現しているから。しかし、あまりにも多くの要素が注目を集め合っていて、テンポが信じられないほど速く感じられる」。

「この予告編は素晴らしい。DCの暗いトーンに共感できなかった者として、ようやく古典的なコミックブックのスーパーヒーロー映画を体験できることに興奮している。それでも、予告編に登場したカメオ出演の数に不安を感じている人はいないだろうか？」と、あるファンがコメントで述べた。「味方と敵を合わせて8人近く数えた気がする。ジェームズ・ガンがここで新たなDCユニバースを確立したい気持ちは理解できるが、脇役を詰め込みすぎるよりも、主要なキャラクターの開発にもっと焦点を当ててほしい」。

公平を期すために言えば、この予告編には確かに豪華なキャスト――クラーク・ケントの養父母、恋人のロイス・レイン（レイチェル・ブロスナハン）、中心的な敵役レックス・ルーサー（ニコラス・ホルト）を含む多数の強力な悪役――が登場する。過密状態になる可能性を心配する視聴者もいる一方で、これほど多くのキャラクターが集結する見込みに興奮している人々も多い。

『スーパーマン』でこれまでに明らかになった全キャラクター：

スーパーマン
ロイス・レイン
レックス・ルーサー
ミスター・テリフィック
ガイ・ガードナー
ホークガール
メタモルフォ
エンジニア
ボラビアの戦槌
アルトラマン
リック・フラッグ・シニア
スーパーガール
マックスウェル・ロード
ケレックスを含むクリプトン星のロボット
クリプト
ジョナサン・ケント
マーサ・ケント
ペリー・ホワイト
ジミー・オルセン
スティーブ・ロンバード
キャット・グラント
ロン・トループ
イブ・テシュマッハー
オーティス

「内容が盛りだくさんなのはむしろ喜ばしい。スーパーマンがレックス・ルーサーやゼッド将軍と戦う姿は何度も見てきた。希望の象徴として登場する前に、彼が真に試練に立たされる姿を見るのは新鮮だ」と、ある支持者は述べ、別の支持者もこれに続いた。「これらは単なるカメオ出演ではない――不可欠な脇役なのだ。初期の『アイアンマン』に登場した多数のキャラクターを考えてみてほしい」。

3人目のファンは、このような布陣は珍しいことではないと指摘した。「正直なところ、問題点がわからない。ほとんどすべての映画には強力な脇役キャストが必要だ」と彼らは書いている。「ジェームズ・ガンは単にそれらの役を有名俳優で埋めているだけだが、必要以上にスクリーンタイムを与えることはないと確信している」。

『スーパーマン』：キャストとキャラクター画像のメイキング

33枚の画像を見る

それでもなお、詰め込み過ぎのストーリーと、その上映時間に対する不可避な好奇心は、多くの人々の興奮を冷ますことはなかった。「映像は印象的だが、これほど多くの異なるキャラクターを1本の映画にどう収めるのか興味がある」と、あるユーザーが書いた。別のユーザーが返信した。「平均的なスーパーヒーロー映画よりも混み合っているわけでは全くない。うまくいくと思う」。3人目のファンは冗談交じりにさえ言った。「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を少し思い出した…？」正直？もっともな指摘だ。

結局のところ、ジェームズ・ガンはこれがアンサンブル作品ではないと繰り返し強調している。「この物語の核心は、クラーク、ロイス、レックスの3人を中心に展開する」と、彼は今年初めのInstagram Liveセッションで説明した。「この3人のキャラクターが映画全体を支えている」。彼がそのビジョンをどのように現実のものとするかは、待つしかない。

『スーパーマン』は2025年7月11日、劇場に舞い降りる。